ニキビの漢方の治療には2種類の方法があります。
漢方薬を使用する際は、西洋医学の所見にもとずいて投与する方法と、東洋における陰陽による証の判断によるものがあります。
西洋医学の所見にもとずいて投与する方法とは、●●ニキビにはこれを処方する、といった固定的なもので、これに対し、東洋における陰陽による証とは、虚と実、陰と陽という考えが漢方にあり、その人の体の症状から判断するものです。便秘や、顔ののぼせ等です。
例えば、体質、顔色、胃腸、肌の色、好きなもの、などです。
具体的には栄養状態がよい場合は、”実証” であり、それが良くない場合は ”虚証” となります。
ニキビの保険適用のある漢方薬は数が少ないですが、効果があがっている漢方薬は多くあります。
ニキビの場合の治療期間は、1~2ヶ月が目安とされています。
■実証の具体例
顔色: よい
体質: 良好
栄養: よい
肌: みずみずしい
胃腸: よい、便秘ぎみ
好きなもの: 冷たいもの、苦いもの
■虚証の具体例
顔色: 虚弱
体質: 虚弱
栄養: 良くない
肌: みずみずしくない
胃腸: 良くない、下痢ぎみ
好きなもの: 熱いもの、甘いもの